こんにちは
あづうです。
昨年末の金継ぎの展示をきっかけに
想像以上にたくさんの
金継ぎのご依頼をいただいています。
今週もお二人の方のところに
お直しの器を引き取りに行ってきました。
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あづうの住む伊那谷は
冬・・
めちゃくちゃ寒いです。
特にこれから1月2月は
最低気温がマイナス2とかマイナス3とかだと・・・
明日の朝はあったかいな。。。
なんて思えてしまうくらい
寒い。
そんな時って
陶芸仕事したくても
作った作品が凍ってしまったり
作業工程が通常の2~3倍かかったりするので
基本、やりません。
だからこそこの期間中に
お預かりしている金継ぎに集中できます。
年末の段階で8件ほど
年が明けてから3件ほどお預かりさせていただきました。
お預かりしたのは
これだけではないのですが
特にこの2点は
直接ご本人とお話しさせていただき
お手元に届いた経緯
想い出
なぜ修復したいのか。
その部分をしっかりと私自身の中にも落ち込んだもの。
だから
器を見ているだけで
触っているだけで
器のストーリー
持ち主の方のストーリー
ストーリーが溢れてくるんです。
これって
お野菜だったり
調味料だったり
椅子でも机でも。
本でも音楽でも。
相手の顔が見えるものって
とってもとっても
ゆたかに感じませんか。
それに関われてる自分も
ゆたかに安心に感じませんか。
そうやってものや人と関われることが
ただの
直す
ではなく
修復を通して
人と人
人ともの
ものと人
ものともの
それが繫がり紡がれていくと
そう思うのです。
ストーリーが紡がれていく。
だから
この金継ぎというお仕事が
楽しく
ゆたかと感じ
やりたい!!
ただ直すだけではない。
ここに
その理由があるんだと思うのです。
器を直すこと。
ただ直すこと、それだけではないんですよね。
あなたの身近にもありませんか?
いろんな背景が見えるからこそ
楽しめること。
意義を感じれること。
相手の顔が見えるから
やりたい事
頑張りたいこと。
相手の顔が見えるって
ものすごい
拡がりと想いをもらってますよね。
だから
それを拡げ紡ぎたいと思うのです。
そんな。
今日この頃。